
第十七季[離]世界読書奥義伝
- 開 始 日
2025年11月1日(土)
- 稽古期間
2025年11月1日(土)
~ 2026年3月16日(月)
受講申込は2025年7月7日(月)18時から。
下記の募集概要でご確認ください。

火元校長 松岡正剛
まっさらな気持ちで門をくぐる
[離]総匠 太田香保
松岡正剛直伝プログラム「世界読書奥義伝・離」は、2005年に開講以来、500人近くもの意欲ある編集学徒が門をくぐってきました。残念ながら2024年の第16季を最後に、松岡校長は永遠に不在となってしまいましたが、当然のこと、 [離]の灯火が消えることはありません。ここに、満を持して、第17季[離]の募集を開始いたします。
松岡正剛の編集的世界観の広さも深さも、熱さも恐さも知り尽くした方師・別当・別番・右筆が、皆さんを経験したこともないような知の冒険へといざないます。それをリプレゼンテーションするスキルに長けた連離連行師たちが、いっしょに支えます。
皆さんはただ、まっさらな気持ちで、松岡校長が編みつづけた「文巻」を全身にまとうことだけを意識して、おいでください。
世界と自分を編みなおす
至高のテクネーを!
火元校長松岡正剛・代
境踏方師 兼 密師 田母神顯二郎
17離の開始を告げる言触れが、一陣の涼風(すずかぜ)のように、沈んだ街を蘇らせる時が来ました。
松岡校長が逝去されてから、一年近くが経とうとしていますが、校長の「代」を務めることとなったわたしの身内には、出を待つたくさんの未生の声が、今か今かとひしめき合っています。松岡校長が設計されたとおり、[離]の過酷な修行を経て、新たな世界エディターが多数誕生すること、それこそが校長への、この上ない手向けの花となるでしょう。
今や主題だけではなく、方法までもが貧困化した時代を、わたしたちは生きています。AかBか、正義か悪か、プラスかマイナスか、決まった型の問いと答えのあいだを、日ごと夜ごと、往復しているだけなのです。さらに致命的なのは、物事の「本来」への道が徹底してブロックされていることです。そして裏がなく陰もない一様の世界を、四六時中、押しつけられているのです。
世界読書とは、世界のオモテから追いやられてしまったあらゆるものを紐解いていく修行です。世界の多種・多様・多層な編まれ方を、αからωまで、ミクロからマクロに至るまで、無際限に学びつづけていくことです。火元組の激越至極・精妙無比の指導のもと、世界の編まれ方の奥義を会得したものだけが、世界と自分を編み直す至高のテクネーを手に入れることができるでしょう。
セイゴオ・グノーシスを体現する文巻には、松岡正剛の魂と魄が溶け込んでいます。劇薬を飲みほす覚悟ができたなら、迷うことなくこの「密」なる坩堝に飛び込むがいい! そして空前絶後の旅の果てに、みなさんは、邁進する「火の玉」へと変貌するのです。
離のカリキュラム
松岡正剛が書き下ろした門外不出のオリジナルテキスト「文巻」によって、世界の見方・読み方・語り方を体得します。
火元組(指導陣)
[離]では松岡正剛校長は「火元」を名乗り、指導陣は「火元組」と呼びます。
離学衆をめらめらと焚きつけます。
- 第十七季
- 火元校長 松岡正剛
- 総匠 太田香保
- 別当師範代 小西明子・寺田充宏
- 別番 華岡晃生・稲垣景子
- 右筆 山田細香・内村放
- 密師 田母神顯二郎
- 方師 小坂真菜美・塩田克博・倉田慎一
- 連番 梅澤光由
第十七[離]世界読書奥義伝
- 開 始 日
2025年11月1日(土)
- 稽古期間
2025年11月1日(土)~ 2026年3月16日(月)
表沙汰(1日リアルセミナー)
日時:2026年1月31日(土)
会場:編集工学研究所 1F「本楼」(予定)
※受講者は必ずご参加ください。
万が一欠席された場合は退院を認めません。
退院式・典離式
日時:2026年4月25日(土)予定
会場:東京近郊を予定- 定 員
30名
- 受講資格
[守]および[破]修了者
※[破]アリスとテレス賞(知文および物語の両方)に
エントリーした人を優先的に受付します。- 受 講 料
600,000円(税込)
※オリジナルテキスト代・図表代・指導料・表沙汰受講費を含みます。
※お問い合せは、学林局窓口:ri_editschool@eel.co.jp(担当:八田)まで
※クレジットカードがご利用になれます。(分割払い可能)