01 西欧思想を伝える周囲
02 科学本の生命
03 岩波文庫の宇宙(1)
04 時代と歴史のポピュラー小説
05 ペーパーバックライター
06

“史”のつく本

07 評伝する作家
08 千夜千冊(1)
09 千夜千冊(2)
10 忘れないための歴史
11 日本を旅する人
 
ようこそ、絶品堂書店へ。
絶品堂の棚をにぎわすのは、松岡正剛が注文したものの、「絶版本」、「品切本」としてすでに手に入らないことが分かった本の数々。
そんな"絶品な"本の中から、最近入荷した本を少しずつ紹介します。
【第6回】
"史"のつく本
書 名 シリーズ 著 者 訳者 出版者 刊行年 事由
建築百年史 有明書房 1957
明治・大正・昭和の書道史年表 近藤 高史 木耳社  1985
国文学全史 −平安朝篇 (1) 東洋文庫 198 藤岡 作太郎 秋山 虔 校注 平凡社 1971
国文学全史 −平安朝篇 (2) 東洋文庫 247 藤岡 作太郎 秋山 虔 校注 平凡社 1974
武江年表 (2) 東洋文庫 118 斎藤 月岑
金子 光晴
平凡社 1968
日本近代美術発達史・明治篇 浦崎 永錫 東京美術 1997
広告百年史 大正・昭和 織田 久 世界思想社 1976
広告百年史 明治 織田 久 世界思想社 1976
海上権力史論 アルフレッド・T・マハン

北村 謙一

原書房 1982
近代日本史学史の研究・明治篇 小沢 栄一 吉川弘文館 1968
日露戦争全史 デニス・ウォーナー 妹尾 作太男
三谷 庸雄
時事通信社 1978
書の古代史 春名 好重 新人物往来社 1987
近代美学史―近代美学の三期と現代美学の課題 岩波文庫 ディルタイ 澤柳 大五郎 岩波書店 1960
世界史概観―近世史の諸時代 岩波文庫 ランケ 鈴木 成高
相原 信作
岩波書店 1961
少女たちの昭和史 秋山 正美 新潮社 1992
日本倫理思想史研究 1、2 古川 哲史 福村書店 1957
 

  個別史の本は大部の本が多い。そのまた全史となると、持って開くだけでも腕が疲れそうな本が珍しくない。しかし、大抵のタイトルは「○○○史」で、実際に本を開かずとも内容が分かる題名の代名詞でもある。ネーミングは中身を反映してとても堅実だけれど、その中に欲しい人にだけ向けた情報が潤沢に集積するそんな本。図書館や家の本棚での必要性はいつまでも高いはずだ。

 現在は買えなくなってしまったこれらの本。しかし、それでも題名さえ残っていればいいのかもしれない。この本が存在するという情報は、他の本やネットに移って残り、その世界の知識を求める人に伝わって、探し求められていくことになる。

 いつも誰かが探している。人でも本でも、一番うれしいはずですね(N)。



 

  松岡正剛の千夜千冊言葉の景色絶品堂書録
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