01 西欧思想を伝える周囲
02 科学本の生命
03 岩波文庫の宇宙(1)
04 時代と歴史のポピュラー小説
05 ペーパーバックライター
06

“史”のつく本

07 評伝する作家
08 千夜千冊(1)
09 千夜千冊(2)
10 忘れないための歴史
11 日本を旅する人
 
ようこそ、絶品堂書店へ。
絶品堂の棚をにぎわすのは、松岡正剛が注文したものの、「絶版本」、「品切本」としてすでに手に入らないことが分かった本の数々。
そんな"絶品な"本の中から、最近入荷した本を少しずつ紹介します。
【第4回】
時代と歴史のポピュラー小説
書 名 シリーズ 著 者 訳者 出版者 刊行年 事由
杏っ子 新潮文庫 室生 犀星 新潮社 1962
修羅の絵師 講談社文庫 南原 幹雄 講談社  1985
如何なる星の下に 新潮文庫 高見 順 新潮社 1948
長安異神伝 全7巻 徳間文庫 井上祐美子 徳間書店 1997
忍びの者 角川文庫 村山 知義 角川書店 1973
地唄 新潮文庫 有吉佐和子 新潮社 1982
鳴海仙吉 新潮文庫 伊藤 整 新潮社 1956
多情仏心 新潮文庫 里見 ク 新潮社 1983
幻化 新潮文庫 梅崎 春生

新潮社 1965
風流使者(上・下) 徳間文庫 五味 康祐 徳間書店 1989
雪之丞変化(上 三上於莵吉 講談社 1995
花と竜(上・下) 火野 葦平 講談社 1996
丹下左膳 乾雲坤竜の巻(上・下) 林 不忘 講談社 1996  
うそ八万騎 尾崎 士郎 1996
 
 『姿三四郎』、『花と竜』、『雪之丞変化』、『丹下左膳』、『風流使者』。これらの共通点はなんでしょう? そう、すべて映画化された"メディア・コンプレックス"ブックスなのです。この大衆小説や歴史小説の分野では、こんな有名な本さえ、改めて求めてみるともう買えないことが案外と多い。

 映像化されたこれらの作品は、今でもまだまだビデオなどで見ることが可能だ。そこでは、物語が本から映像へメディアを横断して生きているというべきか、あるいは、映像の記録性が本を凌駕したというべきか、それとも映画、ビデオ、DVDなどの映像媒体の"メディア・コンプレックス"ぶりに、長寿の秘密とヒントがあると見るべきだろうか。(N)




 

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