01 西欧思想を伝える周囲
02 科学本の生命
03 岩波文庫の宇宙(1)
04 時代と歴史のポピュラー小説
05 ペーパーバックライター
06

“史”のつく本

07 評伝する作家
08 千夜千冊(1)
09 千夜千冊(2)
10 忘れないための歴史
11 日本を旅する人
 
ようこそ、絶品堂書店へ。
絶品堂の棚をにぎわすのは、松岡正剛が読むために注文したものの、「絶版本」、「品切本」としていまは手に入らないことが分かった本の数々。
そんな"絶品な"本の中から、最近入荷した本を少しずつ紹介します。
【第2回】
科学本の生命
書 名 シリーズ 著 者 訳者 出版者 刊行年 事由
情報喪失の時代   ビル・マッキベン 高橋早苗 河出書房新社  1994
計算論理学入門   赤間世紀     啓学出版  1992
パズルとパラドックス 講談社現代新書 内井惣七   講談社  1989
論理学〜タブローの方法〜 菅原道明   理想社  1987
種はどのように進化するか−内部選択と新総合学説 L.L.ホワイト    白揚社 1977
ヒラメは、なぜ立って泳がないか 〜魚の謎解き事典〜 佐藤魚水    新人物往来社 1995
宇宙法則の謎―なぜ宇宙は万有引力をえらんだか 堀源一郎 丸善 1986
危機に立つ科学者   中村禎里 河出書房新社 1976
猛獣はなぜ数が少ないか−生態学への招待   ポール・コリンヴォー 樋口広芳
渡辺政隆
早川書房 1982
はじめての進化論 講談社現代新書 河田雅圭 講談社 1990
蝕まれる地球 石弘之    朝日新聞社 1979
蝕まれる森林 石弘之    朝日新聞社 1985
エコロジー―人間の回復をめざして   ドミニック・シモネ 辻由美 白水社 1980
 
 1日に見るテレビの情報量は、自然に親しんだ1日の情報量にかなわない。さまざまに広がる情報の流れを受けとられる量と質から検証した『情報喪失の時代』、日本の環境について発言し続ける石弘之の初期の重要な2冊、1960年代の科学者運動を綴る中村禎里の名著『危機に立つ科学者』。

 科学と情報とライフを結ぶ線が多彩なら、技術独走のセーフティネットも広がるはずだ。生命をめぐる多くのテキストがデジタル技術に留められるまで、本の命も延ばしてあげたい。(N)



 

  松岡正剛の千夜千冊言葉の景色絶品堂書録
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