01 西欧思想を伝える周囲
02 科学本の生命
03 岩波文庫の宇宙(1)
04 時代と歴史のポピュラー小説
05 ペーパーバックライター
06

“史”のつく本

07 評伝する作家
08 千夜千冊(1)
09 千夜千冊(2)
10 忘れないための歴史
11 日本を旅する人
 
ようこそ、絶品堂書店へ。
絶品堂の棚をにぎわすのは、松岡正剛が読むために注文したものの、「絶版本」、「品切本」としていまは手に入らないことが分かった本の数々。
そんな"絶品な"本の中から、最近入荷した本を少しずつ紹介します。
【第1回】
西欧思想を伝える周囲
書 名 シリーズ 著 者 訳者 出版者 刊行年 事由
若きシュタイナーと
その時代
高橋巖       平河出版社  1986
フーコー 全体像と批判 J.G.メルキオール    財津理  河出書房新社  1995
近代錬金術の歴史 アレン・G.
ディーバス
川崎勝、大谷卓  平凡社  1999
初期キリスト教と
パイディア
筑摩叢書 W.イェーガー 野町啓 筑摩書房  1964
デカルトとその時代 筑摩叢書 野田又夫       筑摩書房 1985
ニーチェ (上・下) 筑摩叢書 E.ベルトラム    筑摩書房 1971
堕落論
- 歴史のなかに神があるか
筑摩叢書 ジェラルド・ハード 深瀬基寛、安田章一郎 筑摩書房 1965
ニヒリズムの革命 筑摩叢書 M.ラウシュニング 菊盛英夫、三島憲一 筑摩書房 1972
シモーヌ・ヴェーユ
-ある肖像の素描
筑摩叢書 リチャード・リース 山崎庸一郎 筑摩書房 1972
哲学の舞台 M.フーコー 渡辺守章  朝日出版社 1978
ブーバー 平石善司    日本基督教団出版部 1966
ヴィーコの懐疑 上村忠男    みすず書房 1988
この時代の遺産 ちくま学芸文庫 エルンスト・ブロッホ 池田浩士 筑摩書房 1994
ベンヤミンの使命 三原弟平    河出書房新社 1995
ギリシア精神の様相 岩波文庫 ブチャー 田中秀央 岩波書店 1952
自由主義の終焉
-現代政府の問題性
セオドア・ロウィ 村松岐夫 木鐸社 1981
革命の回想 筑摩叢書 チェ・ゲバラ 真木嘉徳 筑摩書房 1971
 
 ミシェル・フーコー、エルンスト・ブロッホ、そしてチェ・ゲバラ。時代がつくり、世代をつくった人々でさえ、主著以外は品切れが多くなっている。現代の思想も周囲が消え、細部があやしくなるのは怖い。

 英の批評家リースのヴェーユ論、高橋巌のシュタイナー、ベルトラムのニーチェのドイツ。思想は人と時代の証言者たちの鋭く豊かな指先から見えてきたい。

 6年前の三原弟平の斬新な論考がもう手に入らない。思想が形をとどめる境界線を広げることができるだろうか。(N)




 

  松岡正剛の千夜千冊言葉の景色絶品堂書録
図像学派タナローグ 遊書人
 

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