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2017年6月29日

Publishing ドミニク・チェンさんとの対談本『謎床』刊行


セイゴオとドミニク・チェンさんが情報の生態学からIT界の来し方・行く末まで、縦横無尽に語り合った対談本『謎床―思考が発酵する編集術』が7月10日に晶文社から刊行されます(書店には7月3日ごろから出る予定)。ドミニク・チェンさんは1981年生まれの若き情報学研究者であり、日本のクリエイティブ・コモンズの動向に創成期からかかわってきた実業家。セイゴオのことは『空海の夢』を読んで衝撃を受けて以来、ずっと注目してくださっていたとのこと。セイゴオもまた千夜千冊でドミニクさんの著書『インターネットを生命化するプロクロニズムの思想と実践』を取り上げ、ベイトソンの思想を取り込みながら相互編集型のインターネットのあり方を提唱するドミニクさんに関心を寄せてきました。

そんな二人が初めて顔を合わせたのが、昨年2016年の8月。晶文社の編集者、江坂祐輔さんのプロデュースによって、豪徳寺ISIS館の「本楼」で対談がスタートしました。80年代から情報技術と情報文化の融合をめざしてきたセイゴオと、デジタル・ネイティブ世代のドミニクさんは、ときに師弟のように、ときに同志のように、生命論からメディア・アートまで、日本文化論から人工知能問題まで、のべ十数時間にわたって思考と対話を加速し創発しつづけました。途中でセイゴオが肺癌を宣告され手術を受けることになったことをドミニクさんに明かすという異例の展開もありながら、最後にはドミニクさんが凝っている糠床や発酵システムにちなんだ本書のタイトル「謎床」が、二人のあいだで生み出されました。

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『謎床―思考が発酵する編集術』
ドミニク・チェン+松岡正剛
晶文社 2017年7月10日発行 1800円(税別)

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ドミニクさん・セイゴオの写真:川本聖哉さん

投稿者 staff : 2017年6月29日 17:38