セイゴオちゃんねる

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2010年12月30日

News 1月2日、松丸本舗の初売「本の福袋」

 「本」に「モノ」を組み合わせた松丸本舗のクリスマス企画「くすくす贈りマス。」は、12月13日に始まり、25日に限定100セットを完売御礼。美輪明宏さん、ヤマモトヨウジさん、藤本晴美さん、今野裕一さん、山口智子さん、佐藤優さん、いとうせいこうさんの計8名にセイゴオも加わって、それぞれオリジナルのスペシャルセットを作成。セイゴオは、海外の選りすぐりの作品を選び、玄月珈琲(ヴァンキコーヒー)とあわせて桐箱にいれました。期間中、美輪さんの松丸本舗訪問がTV「ワイドスクランブル」で紹介されるなど各方面で話題が絶えることなく大盛況に終えることができました。
 
 つづいて、松丸本舗では 1月2日午前9時より「本の福袋」を発売します。こちらも「本」と「モノ」とセットにしたユニークな試みとなっています。「セイゴオ・セレクト」を20セット、コシノジュンコ氏・森村泰昌氏・ヴィヴィアン佐藤氏・やくしまるえつこ氏など17名の著名人および自治体や出版社による「スペシャル・セレクト」を120セット、そして松丸本舗のエディターによる「エディット・セレクト」を16セット、計138のとびきりの福袋を用意しました。1月3日夕方あたりに、店主・セイゴオも松丸本舗をうろついているそうです。

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【SEIGOW SELECT】
■JAPAN CLASSICS
1)日本の古典から選ぶ13冊
2)オリジナル風呂敷「猫うさぎ」(画:セイゴオ)
3)セイゴオお勧め「日本山人蔘」(コーディネート:中野由紀昌/デザイン:内倉須磨子)

■JAPAN MODERNS
1)日本の近現代から選ぶ8冊
 ※2)3)は同様

【SPECIAL SELECT】
■福原義春 (A)「猫と百閒と、蘭のお正月。」
■福原義春 (B)「科学がボクに教えてくれた秘密。」
■前田日明「格闘する東洋の思想家。」
■清水真理(ウサギ)「私たちは、球体関節人形です。」
■清水真理(カメ)「私たちは、球体関節人形です。」
■清水真理(ネコ)「私たちは、球体関節人形です。」
■鴻巣友季子 (A)「ウクライナ、ハイチ、ニューヨーク、越境。」
■鴻巣友季子 (B)「世界サイコーの読書家たちの初夢。」
■長谷川眞理子 (A)「生物学者が選んだ傑作ミステリー。」
■長谷川眞理子 (B)「モーム、カミュ、ヘミングウェイ。」
■金子郁容「わが最大影響三冊組。網野・中村・岡潔。」
■市川亀治郎「ずっと、胸に突き刺さってきた3冊。」
■コシノジュンコ「コシノ流、和モダンおもてなし法。」
■松本健一「空と海と国家とコミューン!」
■杏「歴女・望郷・恋心・月光荘」
■やくしまるえつこ「.1... .2. .21. .4.2」
■栄太朗「男が女をみがき、女が女をみがく。」
■しりあがり寿「寝るだけ寝たら、あとは読むだけ。」
■森村泰昌「ドリトル先生とナルニア芸術論」
■美輪明宏「人生は正負の法則で決まるわよ。」
■ヨウジヤマモト「ドストエフスキーなフラジャイル・ファッション。」
■ヴィヴィアン佐藤「ドラァグクイーンがハマった本、シビレた本。」
■岐阜県「芭蕉・円空・織部・美濃和紙」
■求龍堂「志村ふくみが追い求めた日本の色」
■平凡社「白川静先生の書初めセット」

【EDIT SELECT】
■紙々と遊び、心を包む。
■手技、手仕事。手の人を読む。
■猫も杓子も、読んでいる。
■松丸もぎたてセイゴオ必冊。
■お正月は、縄文に行きたい。
■恋よ、こい、こい。福よ、来い。
■まるごとラッキー、七冊七福神。
■読んで呑んで呑まれて読んで


くわしくは松丸本舗サイトへ

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投稿者 staff : 02:04

2010年12月26日

Report グランドフォーラムNARASIA2010(その1)

12月18日(土)~19日(日)の二日間、奈良県文化会館国際ホールで、平城遷都1300年記念祭を締めくくる「グランドフォーラムNARASIA2010」が開催されました。

セイゴオは、このフォーラムを主催する「日本と東アジアの未来を考える委員会」の幹事長として、また2009年からさまざまな活動を展開してきた「弥勒プロジェクト」の総合ディレクターとして、本フォーラムの構成とモデレーションを担いました。

1300年の時空をまたいで奈良とアジアをつなぐ言葉と音と映像とパフォーマンスの饗宴が繰り広げられた二日間を、2回にわたってフォトレポートいたします。

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羽織袴で登場したセイゴオと、初日のナビゲーターをつとめた、いとうせいこうさん。
舞台の左右には、二日間のプログラムを象徴する漢字アイコンのバナー。

【都】【風】

 開演予定時間の約8分前、突然真っ赤なステージに井上鑑さんが登場し、ソロピアノの演奏がスタート。二日間にわたるグランドフォーラムの先触れとなる、照明と音楽だけの意表をつくオープニングです。つづいて書家の紫舟さんの「青・朱・玄・白」の書をCG化したチームラボの映像が流れ、羽織袴姿の荒井正吾知事が登壇、グランドフォーラムの開演を告げました。
 その荒井知事に紹介されてステージに上がったセイゴオも、この日はハレの空間にふさわしい羽織袴。さらに、初日のナビゲーター役としていとうせいこうさんが登場、「日本と東アジアの未来を考える委員会」委員長代行であり静岡県知事である川勝平太さんも交えて、奈良とアジアをつなぐ「ナラジア・ロード」のダイナミックな見方・感じ方が、たちまち披露されていきました。

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井上鑑さんのオープニングのピアノ演奏。
舞台上に降ろされた照明バトンのシルエットが五線譜のよう。
藤本晴美さんによる、ミニマムでハイパーな超演出。

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2年にわたってさまざまなプロジェクトを推進してきた
荒井知事とセイゴオのかけあいは、息もぴったり。

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委員長代行としてまる二日間、グランドフォーラムに参加した川勝知事。
「本座」の千律譜でもおなじみの、知的な音と言葉を自在に繰り出す井上さん。


【文】

 グランドフォーラムには、「日本と東アジアの未来を考える委員会」全108人の委員のうち40人が参加。そのなかから、野田一夫さん(玉大学名誉学長)・佐藤弘夫さん(東北大学大学院教授)・千田稔さん(奈良県立図書情報館館長)・上垣外憲一さん(大手前大学教授)・竹内寛さん(日本電波工業社長)・久米健次さん(奈良女子大学教授)・原田明夫さん(弁護士・元検事総長)さんが登壇し、セイゴオ・セイコウコンビによるナビゲーションのもとで、チェーンディスカッション。日本と東アジアをめぐる歴史と現在と未来がさまざまな切り口で語られました。
 
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いとうせいこうさんの絶妙な進行で、7人の委員の「東アジアの見方」がクロスする。
写真中央は上垣外憲一さん、右は原田明夫さん。

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平山郁夫氏原画による第一緞帳「高耀る藤原京の大殿」を紹介する川勝知事。
平山氏の意志を継いで弥勒プロジェクトに携わってきた思いを切々と語る。
休憩入りでは、愛嬌たっぷりのせんと君も登場。


【身】【海】

 井上鑑さんのピアノ、金子飛鳥さんのバイオリン、おおたか静流さんのヴォーカルによるセッション。未知なのにどこか懐かしいアジアのさまざまな旋律がホールに満ち溢れ、おおたかさんの伸びやかな歌声が響きわたります。
 つづいて、ベトナムのアーティスト、ジュン・グエン=ハツシバさんの映像作品に井上鑑さんが音楽を付したコラボレーションと、韓国のアーティスト、ユ・スンホさんの文字山水作品の紹介。本番での体験を大事にしたいからと、リハーサル中は絶対に作品映像を見ようとしなかったいとうせいこうさん、このアジアン・アートの発想と力量にはおおいに驚いたようす。

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これまで何度かセッションを行ってきた井上さん・金子さん・おおたかさんは、
ナラジアという初めてのテーマにすっかり浸りきっていた。

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ハツシバさんの作品は、海中でシクロ(ベトナムの人力車)を運転するダイバーたちを
映した独得のもの。本フォーラムをきっかけに作家と井上鑑氏の交流がうまれた。

【間】

 グランドフォーラム初日のクライマックスは、安田登さんによる能仕立てのプログラム。安田さんと井上さんが、セイゴオが『白川静』に綴った万葉集の「阿騎野の冬猟歌」のくだりに触発されて生まれたものです。安田さんがそこに夏目漱石の「夢十夜」と重ね、さらに鼓ではなく土取利行さんのパーカッションが、能管ではなく中村明一さんの尺八が、地謡ではなくおおたか静流さんのヴォーカルが加わり、1300年の時空がうつろう幻想的なセッションが展開しました。

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「東の野にかぎろひの立つ見えて・・・」で知られる人麻呂の「阿騎野の冬猟歌」は、
白川静さんが冬至と王権受霊の関係によって読み解いた歌。
安田さんの衣裳もその古代的な世界観を象徴している。


【楽】

 セイゴオ・セイコウコンビが1日を振り返るファイナルトークに続いて、全アーティスト揃っての即興コラボレーションによるフィナーレへ。多様で包容力のあるナラジアの余韻を残しつつ、二日目のグランドフォーラムへの期待がますます高まるエンディングとなりました。

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初日だけのナビゲーター役のいとうせいこうさんは、
二日目のプログラムの展開に興味津津。

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作曲、演奏、コラボレーションと大活躍の井上鑑さん。
その高度な音楽構成は、アーティストの皆さんに大きな刺激を与えたようだった。


【奈良県知事主催レセプション】

 フォーラム終了後は、ロビーで関係者・招待者のためのレセプションが行われました。幹事長として挨拶のステージに立ったセイゴオは、無事に初日を終えてほっとしたのか、グランドフォーラムの仕立てについて少し長めのスピーチ。その後は、翌日のフォーラムのためのリハーサル立会いもこなしながら、ホールとロビーを行ったり来たりの大忙し。
 ちなみに、グランドフォーラムのプログラムのあまりの濃密さと複雑さのために、17日の設営日から19日までの3日間、約80人におよぶスタッフ(通称松岡&藤本組)たちは、毎日早朝7時から夜中の23時まで、準備とリハーサルとディテールの詰めに追われていました。

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セイゴオとともに二日間のフォーラムを仕切った川勝知事も、
このあと夜中のリハーサルに立ち会い。
写真右はスピーチをする仲川げん奈良市長。


写真:川本聖哉・福永幸治
構成:太田香保


投稿者 staff : 03:25

2010年12月 1日

News 剣道文化講演会「剣の心・武の魂」

12月4日 (土)、「第9回剣道文化講演会」でセイゴオが講演を行います。
講演タイトルは「剣の心、武の心」。日本の社会文化の歴史にひそむ「武の魂」の系譜と、近代に芽生えて今日まで継承されてた「剣の心」をつなげて語ります。会場は九段会館ホール、入場無料・事前申し込み不要ですので、直接会場までお越しください。
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第9回剣道文化講演会

<日時>2010年12月4日 (土) 13:30~16:30
<会場>九段会館ホール(東京九段下)
<受講料>無料・事前申し込み不要

<プログラム>
■13:30~14:45
「現代剣道と二刀について」 
戸田忠男氏(剣道藩士・有限会社トッド・エイジェンシイ代表取締役)
■15:00~16:30
「剣の心・武の魂」
松岡正剛氏(編集工学研究所所長・イシス編集学校校長)

【お問合わせ】
全剣連 広報 TEL03-3234-6271

投稿者 staff : 15:22