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2008年01月25日

Publishing 睦月セイゴオ・アラカルト

◆「名経営者たちのCSR理念」を5つのモデルで解く

 『ハーバード・ビジネスレビュー』1月号の特集にセイゴオのインタビューが掲載されています。渋沢栄一から奥田硯氏(トヨタ自動車取締役相談役)にいたる明治・大正・昭和のビジネスリーダー13人についてCSR理念を、時空間創造モデル、社会貢献モデル、企業家精神モデル、共生思想モデル、文明と人間モデルに分けて解説。セイゴオによると「いまの時代は、近代資本主義の競争原理がCRS本来の機能を置き去りにしたままである。先人たちがどのような志で社会の矛盾を解き社会の発展を促したか、その方法論やプロセスをたどり現代に還元することでCRS本来のあり方を見出すことができる」とのこと。編集部による各人物の解説記事とともに充実した特集となっています。

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『ハーバード・ビジネス・レビュー』2008年1月号
発行 2008年1月1日
出版 ダイヤモンド社
定価 2000円(税込)


◆現在の数寄をめぐる

 建築雑誌『コンフォルト』創刊100号の企画として、セイゴオと陶芸家・樂吉左衞門さんと花人・川瀬敏郎さんの座談会が収録されています。フルカラー10ページ。司会をつとめたのはセイゴオの友人でもある武田好史さん。「数寄」の際どさと危うさが三人三様の語り口の中で屹立する極上の企画です。一部を紹介します。

川瀬:数寄っていうのは、その時代の最先端の膨大なエネルギーを混ぜ続けながら、この国の本体である素木を真ん中に残してきた構図なんじゃないかな。

松岡:日本の文化の本質や、数寄の本質のなかには「不在の在」というものがある。不在とか不足とか狂とか拒絶とか。川瀬さんにも樂さんにもそれを感じる。

樂:人間には本来的な不足があって、それがセクシュアリティとして転化する部分だと思う。個の確立そのこと自体が不足を生んでいる。欠けたところにこそ創造の始まりがある。

川瀬:「本当の数寄」って怖いものですよ。花でも、すごい花って殺人者だから。真ん中に刃物がグサッて刺さっているみたいなもの。

松岡:数寄には「拒絶」がないとダメ。ダンディズムとかエレガンスの本質も「拒絶」でしょ。みんなと同じことをやって「数寄」は生まれない。

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『コンフォルト』100号 
発行 2008年2月1日
出版 建築資料研究社
価格 1800円(税込)


◆ 14歳の少年少女へ

 『PHP』3月臨時増刊号の特集「14歳だった」に、セイゴオの500字エッセイが掲載されています。タイトルは「誰もやらないからこそ」。初音中学で体験した猩紅熱(しょうこうねつ)と科学部で没頭した「埃の研究」「雨の研究」が、「思いがけなさ」の哲学の兆候になったということが明かされています。

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『PHP』2008年3月臨時増刊
発行 2008年3月1日
出版 PHP
価格 330円(税込)

投稿者 staff : 2008年01月25日 14:36