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2007年09月13日

News 第6回織部賞受賞者決定

11月4日セラミックパークMINOで授賞式開催

 8月21日、岐阜県が主催する第6回織部賞の受賞者が公式発表されました。織部賞グランプリは衣装デザイナーのワダエミさん。織部賞は、メディアアーティストの岩井俊雄さん、詩人の高橋睦郎さん、東京国立博物館名誉館員で菊池寛実智美術館館長の林屋晴三さん、そして写真家で淡路瓦師の山田脩二さん。11月4日にセラミックパークMINO(岐阜県多治見市)で開催される授賞式には、受賞者全員が顔を揃えます。

 織部賞は1996年に制定され、2年に1回、岐阜の先人古田織部の精神にちなんで、自由で破格な創造的活動を展開している人物や団体を顕彰してきました。信長・秀吉・家康に仕えた戦国武人である古田織部は、利休の精神を継承する茶人でありながら、連房式登窯などを実用化し、大胆な作風の「織部焼」を生み出し、また多窓性に富んだ画期的な茶室設計も手がけ、利休が完成させた侘び茶の型を、ダイナミックに革新しました。

 この「織部魂」を現代に見出してきたのが建築家の磯崎新さんを委員長とする7名の選考委員たち。照明デザイナーの石井幹子さん、インテリアデザイナーの内田繁さん、情報科学芸術大学院大学名誉学長の坂根厳夫さん、林原美術館館長の熊倉功夫さん、アーティストの日比野克彦さん、そしてセイゴオ。これまでグランプリに輝いた顔ぶれは、第1回がエットレ・ソットサスさん(建築家・デザイナー)、第2回が中川幸夫さん(生け花作家)、第3回が大野一雄さん(舞踏家)、第4回が鈴木清順さん(映画監督)、第5回が水木しげるさん(漫画家)。第6回のワダエミさんは女性初の織部賞グランプリです。

 織部賞は授賞式そのものも破格です。岐阜市、土岐市、高山市、大垣市など毎回開催地を変え、一期一会の“かぎり”を尽くしたしつらえと演出が用意され、受賞者や来場者に忘れがたいシーンを刻印してきました。第6回織部賞授賞式も、内田繁さんが空間デザイン、藤本晴美さんが照明・演出、そして総合プロデューサーのセイゴオが企画・構成を担います。さらに今回のトロフィーは、セラミックパークMINOを設計した磯崎新選考委員長が作成します。

 公式発表前から、授賞式会場下見を重ね準備を進めてきたセイゴオ、9月に入ってからはいよいよワダエミさんと授賞式の次第を打ち合わせ。黒澤明監督「乱」でアカデミー賞最優秀衣装デザイン賞を、オペラ「エディプス王」でエミー賞最優秀衣装デザイン賞を受けるなど、海外での受賞歴が豊富なワダさんですが、じつは日本での受賞は「織部賞」が初めて。勅使河原宏監督の映画「利休」で古田織部の衣装をデザインしたという縁もあり、今回の受賞の喜びは格別とのことです。授賞式当日には、ワダさんが制作した衣裳を特別披露していただけることになりました。

 今後、セイゴオちゃんねるでは、11月4日の授賞式に向けて、参加申込方法や事前PRイベントなど様々な情報をお知らせしていきます。

■過去の「織部賞」はコチラで見られます。


セラミックパークMINOで空間デザインを詰める藤本さん(左)と内田さん(中)とセイゴオ


日本とアジア・ヨーロッパのものづくりについて深夜まで語り続けるワダエミさんとセイゴオ

投稿者 staff : 2007年09月13日 21:28

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