セイゴオちゃんねる

2017年11月17日


Publishing 田中優子さんとの対談本『日本問答』刊行



11月21日、田中優子さんとセイゴオによる岩波新書『日本問答』が発売となります。田中さんとセイゴオは古くからの盟友同士、数多くのシンポジウムやプロジェクトやセミナーやテレビ番組で共演してきましたが、この二人による対談本は本書が初めてです。

ともに日本が大好きながら、近頃の日本を悩ましく思っている二人が、それぞれの専門性と方法論をもって、日本の価値観や美意識のおもしろさについて、また日本の来し方・行く末について、めくるめく豊かな問答を交わします。

本書の企画がたちあがり、何度か対話を重ね、構成が検討されているあいだに、田中さんは大学総長となり、セイゴオは肺癌を患うという予想外の出来事がありましたが、そのような体験を経たことでさらに深まったそれぞれの「内なる日本、外なる日本」への思いが、本書から滲みでてくるようです。

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『日本問答』岩波新書 2017年11月21日刊行 940円+税

投稿者 staff : 20:55

2017年10月 5日


News 紀伊国屋ホールで『擬』出版記念講演会開催(追記あり)



追加情報:この講演会に、いとうせいこうさんの特別出演が決定しました!

11月4日(土)、新宿・紀伊国屋ホール(紀伊国屋書店新宿本店4F)で、セイゴオの最新著書『擬―「世」あるいは別様の可能性』の出版記念講演会を開催します。セイゴオがこれまで世に出し、世に問うてきた仕事の数々を紹介しながら、「ほんと」と「つもり」をどのように重ねてきたのかを"白状"しつつ、『擬』に込めた編集的世界観を語ります。


第279回新宿セミナー@Kinokuniya 
春秋社『擬―「世」あるいは別様の可能性』出版記念
松岡正剛講演 「もどき仕事」

2017年11月4日(土)19:00開演(18:30開場)
紀伊國屋ホール (紀伊國屋書店新宿本店4F)

入場料 1500円

*申し込み方法(事前申し込みが必要です)
  キノチケットカウンター
    (新宿本店5階/店頭販売 受付時間10:00~18:30)  または
  キノチケオンライン(24時間受付)で、チケット購入をお願いします。

  発売開始は10月6日(金)10:00~となります。

*問い合わせ先
  紀伊國屋ホール 03-3354-0141 (10:00~18:30)
  詳細情報はこちら


投稿者 staff : 11:47

2017年9月19日


Publishing 新刊書下ろし『擬(もどき)』9月20日発売!



セイゴオのひさびさの書下ろしにして、ちょっと風変わりな新刊、『擬―「世」あるいは別様の可能性』が9月20日に刊行。

ちぐはぐやあべこべ、模倣や真似やフェイク、つじつまのあわないこと、公認されない仮説、はかなさやおぼつかなさ・・・。世界や社会の残念な事態や現象に目を注ぎ、心を寄せ、肩をもってきたセイゴオがついに明かす、「世」なるものの正体とは。

普遍性やグローバリズムはそんなによいことなのか。首尾一貫性や説明責任がそんなに大事なのか。「世」はマネジメントのためにあるのではない、イメージメントのことこそもっと語りたい。「言いおほせて何かある」の「何か」や、「きのふの空のありどころ」の「ありか」のことこそ交わしたい。世界と世間を覆う制度やルールの度し難い仕組みや価値観を鋭く暴きつつ、「擬」の意外な効用と「別様の可能性」を全力で浮かび上がらせる、ユニークかつ渾身の書です。

――ぼくが考えている「擬」という考え方は、ボードリヤールのシミュラークルではないし、従来にシステムに代わるアナザーシステムでもない。本物があって偽物があるのではなく、「ほんと」と「つもり」がまじった状態でしか世界や世間は捉えられないという見方だ。――(本書より)

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『擬―「世」あるいは別様の可能性』
春秋社 2017年9月20日刊行
1900円+税

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2017年8月28日


News 激動する世界と宗教―私たちの現在地―に出演(全3回)


角川財団主催のシンポジウム「激動する世界と宗教―私たちの現在地(全3回)」にセイゴオが連続登壇します。各回三部構成で、約四時間半のプログラム。冒頭は池上彰さんと佐藤優さんの対談、中盤は第一線の研究者や識者の発表、終盤のパネルディスカッションで全登壇者を相手に松岡が総括をします。第1回のテーマは「宗教と資本主義・国家」、第2回は「宗教と暴力」、第3回は「宗教と生命」。

セイゴオは、仏教、神社、キリスト教、イスラム教、新興宗教まであらゆる宗教や宗教史に関心をもち、また仕事を通じて各宗派の方々とも親交を深めてきた。シンポジウムではそれぞれのゲストの多様な視点を織り交ぜながら現代社会における宗教のあり方を探る。

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〔場 所〕:有楽町朝日ホール
千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン11F

〔日 時〕::第2回 2017年9月23日 (土・祝)
13時~17時30分(開場12時)  ※予定

〔参加費〕:一般3000円 学生2500円(税込)

〔定 員〕:各回600名(申し込み先着順)

〔申込み〕: http://www.asahi-sympo.com/shuukyo/
申込受付開始:8月21日 (月)朝10時~

〔問合せ〕:宗教シンポジウム事務局  03-5565-3464
平日10時~17時/12月28日~1月4日を除く

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2017年6月29日


Publishing ドミニク・チェンさんとの対談本『謎床』刊行



セイゴオとドミニク・チェンさんが情報の生態学からIT界の来し方・行く末まで、縦横無尽に語り合った対談本『謎床―思考が発酵する編集術』が7月10日に晶文社から刊行されます(書店には7月3日ごろから出る予定)。ドミニク・チェンさんは1981年生まれの若き情報学研究者であり、日本のクリエイティブ・コモンズの動向に創成期からかかわってきた実業家。セイゴオのことは『空海の夢』を読んで衝撃を受けて以来、ずっと注目してくださっていたとのこと。セイゴオもまた千夜千冊でドミニクさんの著書『インターネットを生命化するプロクロニズムの思想と実践』を取り上げ、ベイトソンの思想を取り込みながら相互編集型のインターネットのあり方を提唱するドミニクさんに関心を寄せてきました。

そんな二人が初めて顔を合わせたのが、昨年2016年の8月。晶文社の編集者、江坂祐輔さんのプロデュースによって、豪徳寺ISIS館の「本楼」で対談がスタートしました。80年代から情報技術と情報文化の融合をめざしてきたセイゴオと、デジタル・ネイティブ世代のドミニクさんは、ときに師弟のように、ときに同志のように、生命論からメディア・アートまで、日本文化論から人工知能問題まで、のべ十数時間にわたって思考と対話を加速し創発しつづけました。途中でセイゴオが肺癌を宣告され手術を受けることになったことをドミニクさんに明かすという異例の展開もありながら、最後にはドミニクさんが凝っている糠床や発酵システムにちなんだ本書のタイトル「謎床」が、二人のあいだで生み出されました。

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『謎床―思考が発酵する編集術』
ドミニク・チェン+松岡正剛
晶文社 2017年7月10日発行 1800円(税別)

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ドミニクさん・セイゴオの写真:川本聖哉さん

投稿者 staff : 17:38