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【赤坂稲荷坂ZERE写log】 ▲松丸本舗、開幕。

「本が動いて、日本が変わる。」 丸善&松岡正剛の新たな挑戦が、過密に、オーガニックに、かつポップに、はじまった。
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[松岡正剛Online]


     
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2006年10月14日[千夜千冊という事件]
人と読書を結ぶ本
〜千夜千冊刊行記念 特別講演 『六年千冊七巻仕立』その1

  9月30日土曜日、『千夜千冊』の刊行を記念し、松岡正剛の特別講演『六年千冊七巻仕立』が紀伊国屋ホールで開催された。週末の新宿の喧騒をよそに、400席の会場を埋めた聴衆は、静まりかえって開始を待つ。ステージ上のスクリーンに映し出されるのは、赤のグラデーションが匂いたつ『千夜千冊』全七巻の背表紙。編集・出版・刊行に至るまでの作業全般を担当した求龍堂の鎌田理恵子氏の挨拶で、講演は始まった。

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■WEBから書物へ
  毎夜1冊の本を、WEB上で、千夜にわたって紹介する。松岡が『千夜千冊』を思いたったのは2000年の早春だった。1人の著者を2度採りあげることはしない。1人の著者につき1冊しか紹介しない。ジャンルを限らない。同じ書き方を繰り返さない。
  厳しいルールを自らに課した千冊の回峰行は、第1夜の中谷宇吉郎『雪』から始まり、4年後の七夕の夜に『良寛全集』で千夜を迎えた。2004年7月24日、原宿のクエストホールで千夜達成パーティーが開かれ、書籍化の企画が持ち上がった矢先に、松岡は癌を宣告される。それでも、早期発見であったことが幸いし、9月3日の手術を無事終えて、10月1日には早くもWEB上に復活。年が改まると同時に、企画は急速に再開された。
  「そこからが大変でした」。『千夜千冊』の略歴を語り終えた鎌田氏は言う。「WEBとはいえ、既に文字になっているものなんだから、本にするのは簡単だろうと思っていたんです。ところが」
WEBでは横書きだった文章が、縦書きになると語感も読後感もことごとく変わる。漢字の配置や改行も、そのままでは使えない。さらに部立(ぶだて)に入ると、どうしてもつながらない隙間、足らない本が次々に出てきた。「校閲と索引、求龍堂内に結成された各チームと松岡さんとの死闘のような作業でした」。
  WEBに掲載された文章を50パーセント以上書き直し、144冊を書き足し、2年をかけて全集『千夜千冊』はやっと勢ぞろいした。本と、本を読むことに6年間向きあって生まれた全7巻プラス1巻の大全。部立の構成、一章ごとの見出しに籠めた思いを語りつつ、松岡のナビゲーションによる高速のブックコスモスツアーが始まった。(つづく)。

編集工学研究所 CORE 堀江久子

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松岡正剛の千夜千冊
リスクと社会の関係は、
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そこで、今夜からしばらくは
リスクをめぐる理論篇を案内したい。

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