ほくえんレポーター 東旗次郎
月の出から日の出まで「西浦田楽」とうどん
2011年2月24日
槍を使った舞が凛々しい
西浦田楽とは、水窪町西浦地区にある観音堂の境内で、お月様が出る21時頃から翌日のお天道様が顔を出す7時半頃まで続けるという、見るだけの私にとっても荒行のごとき不眠の田楽なのである。ちなみに西浦は「にしうら」ではなく「にしうれ」と言う。
ホッピング?
養老三年が起源というのだから1,300年もの途方もない歴史ある田楽で、それぞれの踊りは一子相伝で堅く護られているらしい。私の右隣りでカメラを構える方は富士宮、さらにその右側は栃木、向こうに見えるうら若い女性3人組は東京と遠方から来ている。
別当の舞がカッコいい
そんな遠方から、どーしてか聴くと、「西浦田楽は風俗学的に全国レベルの超有名な田楽ですよ。前から来たくてたまらなかったけど、ようやく念願が叶って嬉しい」と。水窪の西浦ファンが全国にいらっしゃると思うと私まで嬉しくなった。
今日は日も良く月も良く
日程は旧暦の1月18日から19日にかけてと決まっていて、今年は2月20日から21日であり、来年は2月9日(木)から10日(金)となる。舞のなかで「今日は日も良く月も良く、正月18日の・・・」というセリフが何度も出てきたのが記憶に残る。
最後の華「しずめ」
なお、20時から開始される売店で「うどん・稲荷寿司・熱燗」が売られており、うどんが沢山で美味かった。画像にするのも忘れてすぐに食べてしまった。来年は2月9日(木)、徹夜をしないまでも「うどん」を食べに行っても良いかなと思っている。
終了でホッとする能衆の皆さん


天竜