吹きながら同時に息を吸い、息継ぎなしに吹き続ける「循環呼吸」を自在に操る中村さんの音色に、ゲストをはじめ会場の誰もが驚嘆。しかもその音には、クラシック、ジャズ、ロックが隠されていた・・・。
もともとロック少年だった中村さんは、19歳の頃、武満徹のレコードから流れる尺八の音色に衝撃を受け、その日のうちに演奏者・横山勝也氏に電話をしたという。
NHK邦楽技能者育成会卒業後には、尺八を携えて世界最高峰といわれる米国バークリー音楽院でクラシック・現代音楽の作曲とジャズ理論を学び、首席で卒業。以来、十数年にわたり、尺八演奏の第一線を担い、世界約30ヶ国で公演、全世界40局余の放送局に出演している。
尺八はシンプルだが潜在能力が高い。それをフルに引き出し、楽器として世界に比類なき地位を確立したいと考える中村さん。超国籍バンド「Kokoo(コクー)」を率いる。 |